ダークウェブと暗号資産の探求レポート

ネットの裏情報を研究する雑記備忘録

JOC竹田会長 五輪招致で汚職疑惑とカルロスゴーン

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先日、記者会見を開くとTwitterで宣言した翌日に再逮捕されたカルロス・ゴーン氏、そしてすぐに浮上した「JOC竹田会長の汚職疑惑」、これは日本のメディアでは報道が自粛されているのか、もしくは報道規制が入っているのか、メディアではあまり見ていないような気がする。

ニュース番組等では「ピエール滝の保釈」「全身がん高須院長が緊急入院」「世界初 ブラックホールの輪郭撮影に成功」「桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣の辞任」

これらの話題でかき消している風にも見える。

話題を戻すが、先日のカルロス・ゴーン氏の記者会見発表を受けて再逮捕したというのは何も知らない一般人から見ても「口封じ」と見て取れるような形だと思うのだ。カルロス・ゴーン氏はルノーとも兼任で取締役だった俗にいう世界のVIP、日本で逮捕されれルノー関連の株なども打撃を受ける、フランス政府としてもこのまま黙っているのは国益にも影響するのだろうか、今回の半ば無理やりなカルロス氏の逮捕を受けてすぐに動き出したフランス政府は「JOC竹田会長の汚職疑惑」というカードを出してきた。

カルロス・ゴーン氏の再逮捕を受けて妻キャロン・ゴーン氏は一度日本を出国している際にフランス政府に助けを求めているが、フランス政府の発表は「必ずしも政府の介入が得策ではない」というような発言をしている。これは表向きカルロス氏の逮捕に関して政府は今所動いてないという意向を伝えつつ裏で反撃してきてるという風に見て取れる。JOC竹田会長はどんな人物かと言うと、皇族出身の超が付くエリートの家系だ。

日本人はこれを黙って見ているわけにはいかないだろう。まさに「日本 VS フランス」の経済戦争・・・

 

この問題はもっとさかのぼって見て行かないといけない。それは、引き金となったカルロス氏の逮捕についてで、ここにきてなぜ日産のトップを逮捕する必要があったのかということを考えて行く必要がある。一番はこの逮捕が及ぼす影響や誰が得をするのかということを見る必要があり日産のトップのカルロス氏は兼任でルノーのトップでもありフランス人の経営者だ。こうなってくると一企業の利害関係だけでなく、世界情勢を含んだ経済戦争だと考えてもおかしくないのだ。

日産の筆頭株主ルノーということで経営統合となれば日本の自動車産業がフランスに奪われる形になる、そうなると三菱自動車も実質ルノーの配下になるとすれば黙っているわけにはいかない。何としても引きづり降ろしてやろうという思惑があってもおかしくない。そういう点で見れば相手が仕掛け方をしてくるのであれば日本人は黙って見過ごすわけにはいかないだろう。こちらの意図なら日本は頑張ってほしい。

 

その他にもくみ取れるのは(勘ぐってるだけ)消費増税絡み、富裕層の脱税、租税回避関係、マネーロンダリング、こうした関係で国外に資産を流してもこうやって逮捕出来るんだぞというようなある種見せしめ的な話のようにも見えてしまう。

こうなってくると仮想通貨もこの話に全く関係ないわけではない。

日本の仮想通貨の税制も首をかしげてしまうような形になっているのは界隈にいる人なら周知の事実だ。テレビCMがバンバン始まったころに参入して大損したような方には関係ない話かもしれないがそれ以前で大きな利益を出したような人たちにとっては他人ごとではない。 

一般的な暮らしをしている私たち庶民からすれば、大企業の外国人経営者がなんか悪いことしたのかなくらいの事で実際は、そこまで気にしている人もそんなにいないと思うんだが、今回のカルロス・ゴーン氏の逮捕やそれを受けてフランス政府が動いて出てきた「JOC竹田会長の汚職疑惑」という問題の関連性や真実がなんなのか、それぞれの思惑はなんなのか、どういう風に決着をつけて落としどころはどうなっていくのかなど目が離せない話題である。